気がかりだった気仙沼に、同級生のK藤と行って来ました。

寄るところがあったので南部道路から高速に乗り、東部道路を登米まで(料金は石巻までしか掛かりません)そこからR346に入って本吉を通ってR45で気仙沼に入りました。高速を降りたところを右に曲がると志津川に出てしまい通れないとのことだったので左折。注意点はそのぐらいで以前と変りなく道は走れました。さすがに大谷海岸のところまで来ると敷設しなおした道路が多かったし、電柱を建てなおしていて片側通行になった渋滞もありましたが。

仙台の沿岸部の被害も見ていなかったK藤は、本吉町内手前あたりから続く被害状況にだいぶ驚いていました。

なんとか日のあるうちに美術館に着き、涙の再会・・・ではなく「よぉ」ぐらいでしたが再会を喜び現状を聞いてみました。

・電気・水道・ガスのライフラインは復旧している。
・美術館の空調が2~3日前に復旧したこと。
・物資は足りている。
・美術館の駐車場を宮城交通に貸していること。
・美術館として再開するには3年ぐらいかかるだろう。
・その前に創作室だけでも再開したい。

凡そこんなことを話しました。
勿論ライフラインは美術館のある山手の方の話で、沿岸部は「続きを読む」以降に載せた写真を見れば分かる鶏の状況なのでまだまだでしょうが、津波の被害のなかった地区ではコンビニやドラッグストアが店を開けていました。中には入らなかったので品揃えなどは分かりませんでしたが、仙台でもあったような店の前に行列などはなかったのである程度揃ってはいるのでしょう。

Y氏としては創作室の空調が戻ったのが気持ち的にだいぶ明るい材料だったようです。

美術館の被害としては、アチラコチラにクラックが入ったようですが経年変化でも起きそうな感じで(あくまで素人見立てです)深刻な被害はないようですが、宮城交通への駐車場貸与が終わらない限りはやはり人を集めるのは難しいでしょう。それに被災された(勿論、Y氏も被災者の一人ですが)方々の感情を考えると今まで通りでは予算は取れないだろうこと、それなりに別の機能も持たせないと再開は難しいだろうという話でした。

あくまで友人同士の世間話で、公式な話ではないので詳しくは書きませんが彼も復興に向けて色々動き出しているようでなによりでした。


道も通れるしガソリンスタンドも開いているので、大挙して行けとは言いませんが彼の無事を確認に行くくらいはしても大丈夫かな?といった感じです。


続きを読む 以降にスライドショウを載せました。
被害の状況が写っています。見たくない方は開かないでください。

トピック COM(1) PERMALINK 【2011/5/22】

COMMENT

報告ありがとうございますm(__)m
Y氏の家が・・・!人が無事でほんとよかったです・・・
美術館も、なるほど、予算とか大変なんですね。。美術って・・・どうしても必要なものからは、2番手になってしまいますもんねえ・・・
かねとも@Cの6番台 URL 2011/05/31(火) 10:29 EDIT DEL

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